2021年度(第39回)インテリアコーディネーター2次試験【考察】

 

今回は2021年度(第39回)のインテリアコーディネーター2次試験についての考察を書いてみようと思います。

 

ただし、協会側から正式な採点基準などは公開されていないことから、全て私の主観であることをご了承くださいませ。

 

動画でご覧になりたい方は、この記事の下部のYouTubeリンクよりご覧くださいませ。

 

✔︎ 当記事の内容

・第39回インテリアコーディネーター2次試験のポイント

・設問の要求に概ね応えているのであれば、きっと大丈夫です

 

 

第39回インテリアコーディネーター2次試験のポイント

 

まず、最初に言っておきますが、そこそこ問題文の要望に応えた図面を描けているのであれば

 

「過度な心配はいりません」。(と言われても不安になるのも解ります!)

 

なので、ネット上では受験者たちの間で色々と考察がされていますが、とりあえずは一度落ち着きましょう。

 

もう一度言いますが、未完成や大きなミスが重なっていない限りはすぐに不合格にはなりません!(これは本当です)

 

 

✔︎ それでは、今回の39回のポイントを見ていきましょう。

 

「平面図」

・壁と建具の設置

・エクステンションテーブルの設置(こちらは皆さん過去問などで描いているので大丈夫でしょう)

・2人がけソファーの「色(グレー)」

・ネストテーブル3つ1組(個別に使用している状態を表現)

・50型TVはキャビネット内に「壁掛け」

・キャビネットの上部にコーブ照明

・キャビネットの条件(書き物用のデスクの設置、ワインボトルを収納するためのワインセラーの設置、あとは任意で棚の設置)

・南側窓の明るいところに観葉植物の大鉢4鉢をバランス良く配置

・クローゼットは造作とし、夫婦それぞれに間口2000mm

・ウインドウトリートメントは「窓の開閉方式を考慮した上でカーテン以外のもの」を設置する

・寝室は着彩なし

・床フローリングの目地は描かない

・依頼主にカラーコーディネートのイメージを伝えるために、適切に表現をすること

 

「正面図・断面図」

・平面図との整合性

・主要な寸法と仕上げ材の記入

・デスクの前に椅子は描かないこと

断面図は「太線」で図示ができているかどうか

 

「ウインドウトリートメントの種類と特徴」

・平面図との整合性

・きちんと特徴を説明ができているか

 

上記は問題用紙に描いてあったことですが、これらが大きなポイントになることは言うまでもありません。

 

その他のこと、例えば「ワインセラーは光に当たったら良くないから北側に設置しないといけない」など、このような深読みはしなくて大丈夫です。

 

それでは内容を深掘りしてみましょう。

 

・壁と建具の設置

>適切に壁と建具を設けているか。また、壁は太線で図示しているのかという点は見られるでしょう。今回は普通に開戸を描いていれば問題ないでしょう。

 

・エクステンションテーブルの設置

>こちらは通常4人+最大6人ということなので、6人がけのダイニングセットを描き、「そのうちの2人分は破線(エクステンションテーブルなど)で描けているのか」が重要になるでしょう。

 

・2人がけソファーの「色(グレー)」

>この着彩の間違いはとても多かったかと思います。むしろ間違えなかった方は素晴らしいです!理由は、こういう減点は読み落としだからです。採点者に一目でわかる減点ポイントとなります。ただし、そこまで決定的な減点にはならないでしょう。これだけなら全然大丈夫です。

 

・ネストテーブル3つ1組(個別に使用している状態を表現)

>ネストテーブルはいわゆる、相似型(サイズ違いの同じものの組み合わせ)であり、それぞれの高さが数センチずつ変わってきます。今回は個別に使用している状態を表すとのことですから、簡単に言えば「大・中・小のテーブルを描き、高さを5cm程度変えてあげていればOKでしょう」。また、それぞれを使用している状態を図示する必要性があります。

 

・50型TVはキャビネット内に「壁掛け」

>こちらは置いてしまった方も多いのでは?と思いますが、壁掛けの指示があるので、必ず壁掛け表現が必須となります。採点者に分かりやすい減点ポイントです。

 

・キャビネットの上部にコーブ照明

>「コーブ照明」の意味を忘れてしまっていた方も多いのではないでしょうか??これを覚えていたかどうかだけでも随分と合否が割れそうな気もします。少なくとも「光源を隠せるようにし(または、折り上げ天井など)、天井面を照らしているか」が重要かと思います。とりあえずは無理矢理でも図示して顧客(採点者)に伝えることが1番大事です。

 

・キャビネットの条件(書き物用のデスクの設置、ワインボトルを収納するためのワインセラーの設置、あとは任意で棚の設置)

>最低限、「書き物用のデスク」、「ワインセラー」の設置が義務付けられています。そして、配置は任意ですが、「扉付き棚、ガラス扉付き棚、オープン棚などでバランス良く構成」していればOKです。文章的に、決してこれら全部の棚をつけなくても大丈夫でしょう。

 

・南側窓の明るいところに観葉植物の大鉢4鉢をバランス良く配置

>こちらは、とりあえずで「南側窓」の近くに4鉢描いていれば大丈夫でしょう!大きさも抽象的な表現ですので、そこまで神経質にならなくて大丈夫です。

 

・クローゼットは造作とし、夫婦それぞれに間口2000mm

>「夫婦それぞれに2000mm」というところがポイントです。2つ描くのが最適解ということでしょう。

 

・ウインドウトリートメントは「窓の開閉方式を考慮した上でカーテン以外のもの」を設置する

>「カーテン以外」というところがポイントです。おそらく、ローマンシェードでも可でしょう。「カーテン」と描いてしまうのが一番の原点ポイントです。

 

・寝室は着彩なし

>今回は引っかけのように出てきましたが、塗ってしまった方は多いのではないでしょうか??逆に塗らなかった方は他でミスがあってもチャンスだと思います。やはり、大きな減点になることは否めないでしょう・・・。ただし、昨年も間違えて塗ってしまったにも関わらず合格されている方はおられますので、そこまで絶望はしなくてもいいのかもしれません。

 

・床フローリングの目地は描かない

>床の目地を描かないとか、表現力的にどうなの??とか思ったりもしますが、描かなくてよかった分、時短にはなったのではないでしょうか??描いてしまった場合は分かりやすい減点ポイントとなりますね。

 

・依頼主にカラーコーディネートのイメージを伝えるために、適切に表現をすること

>カラーコーディネートも見ますよ!ということですね。割と近年の傾向です。どこまでの比重があるかは分かりませんが、着彩はぱっと見の印象も変わってくるので、綺麗に塗れているに越したことはありませんね。

 

【正面図・断面図】

 

・平面図との整合性

>サロンでは散々皆さんにお伝えしてきましたが、平面図との整合性が問われるでしょう。きちんと平面図で表現した様子を現せているのか、さらに、寸法値に関しても見られます。

 

・主要な寸法と仕上げ材の記入

>こちらはいつも通りですね。抜けていれば減点ということですね。

 

・デスクの前に椅子は描かないこと

>デスクの前に椅子を置いてしまった場合、当然ながら減点になります。大減点というほどではないでしょう。

 

断面図は「太線」で図示ができているかどうか

>こちらは採点者が一目でわかる減点ポイントとなります。「断面=太線」は必須です。サロンメンバーには常々伝えていましたから、問題ないはずですね。

 

「ウインドウトリートメントの種類と特徴」

 

・平面図との整合性

>こちらも平面図との整合性を見られます(カーテン以外になっているか)。また、きちんと説明が出来ているか。

 

上記の設問に要求された重要項目だけでも17点ほどありました。

 

まずは、この「設問に書いてあることにどれだけ的確に応えたか」が大事になってきます。

 

私は本質はここだと思っていますので、動線をクリアした上で、上記のことがポイントになると思っています。

 

そして、「これらの項目は自信はないけど大体抜けなく描けたかな・・・」という方は安心していいかと思います。

 

 

設問の要求に概ね応えているのであれば、きっと大丈夫です

 

今回の試験では、どれだけ練習で上手に描けていても「コーブ照明」と「ネストテーブル」を忘れていたら結構痛い失点につながってしまったのではないかと思います。

 

すなわち、どういうことかというと

 

「今年に1次試験に合格した人の方が意外に有利だったのでは」と私は思っています。

 

今年1次試験を受験した方々はこれらを勉強してきたばかりなので、「コーブ照明」と「ネストテーブル」は絶対に解ったはずです。

 

逆に、昨年以前に1次試験を合格されていたリベンジ組はそもそも忘れていた方もいたのではないかと推測しています。

 

今までに比べて、やや波乱の年になったかな・・・?そんな印象です。

 

ただ、今年に限らずこの試験をノーミスで描き上げる方は1割もいないでしょう。

 

なので、思いつくミスが2つ3つであれば、まぁ問題なく合格できると思いますから安心してください!

 

おそらく、軽いミス5つ程度でも全然合格できるかと思います。

 

これから恐らく模範解答などを見て、一喜一憂することもあるかとは思いますが、大事なことは

 

「発表される模範解答と同じだった」ということではなく、「動線的に問題がなく上記で挙げたミスに該当するものが少なかった」ということです。

 

この試験の本質さえ見誤らなければ、他の推測で書かれているものなどは気にしなくても大丈夫です。

 

少しでも悩まれている人の気持ちが落ち着きますよう願っております!

 

 

<動画でご覧になりたい方はこちら>

 

まとめ

近日中にこれらの考察をYouTubeでも載せるか悩み中です。というのも、主観で拡散力のあるYouTubeで発信するのもどうかと考えますし、私がしなくてもラクトレさんなどが模範解答も出してくれますので、私のする仕事でもないかな・・・?と思っています。

もし、YouTubeで公開した場合は、こちらに動画リンクも載せるようにいたします。

 

とにかく、受験されたみなさまお疲れ様でした。

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