こんにちは。
当記事では、2024年度のインテリアコーディネーター1次試験について、そして合格するための勉強法や流れを解説しております。
今年、受験される予定であればきっとお役に立ちますので最後までお読みくださいね。
✔︎ 当記事の内容
・昨年の試験改変(CBT方式)から見えてきたこと
・昨年の出題傾向から試験対策を共有します
・1次試験合格に向けた勉強の取り入れ方
昨年の試験改変(CBT方式)から見えてきたこと
まずは大前提でのお話をさせてください。
今年初めて受験される方は知らなくて当たり前なのですが、実は2023年より1次試験が「CBT方式」という受験スタイルに大きく改変をしました。
そして、その「CBT方式」とはいわゆる「お住まいの地域の受験センターにてパソコンで解答をしていく」という形式です。
これまでの受験スタイルとの違い
今までのインテリアコーディネーター試験は全国の会場で「同じ日に同じ問題」を全ての受験生が解いていたのですが、
このCBT方式になったことで、受験日も9月半ば〜10月半ばの任意の日を選択できるスタイルへと大きく変わっていきました。
出題される「問題」について
そして、大きな点は「出題される問題が人それぞれ違う」という点が挙げられます。
これまでは全員が同じ問題を解いてきましたが、現在は受験日も人それぞれなので「出題される問題が全員違う」のです。
なので、上記のことからも・・・
通常であれば、各社ともに数年分の過去問を1冊にまとめて出版されるのですが、昨年は全員が違う問題ということで従来の形での過去問販売は難しいかと思います。
とはいえ、勉強法や対策はございますので、そちらは次の章で解説をしていきたいと思います。
昨年の出題傾向から試験対策を共有します
先述してきましたように、試験がCBT方式に変わりましたが出題傾向に関しては特に変更ございません。
つまり、ここ数年の流れ通り「基本問題が多い」という私の予想です。
初受験される方向けに、この試験の出題傾向を書いておきますと下記の通りです。
・8〜9割はテキストに載っている内容が出題される
・1〜2割はテキストにも載っていない難問が出題される
毎年、上記のような出題スタイルとなっていますが、勉強をしっかり頑張れば「8〜9割の部分」は点を取れるようになります。
逆に1〜2割の部分は回答に迷うかと思いますが、1次試験はほとんどが3択問題なので無回答になることはございません。
〜使用テキストについて〜
私は試験の主催団体が発刊している「インテリアコーディネーターハンドブック 上下巻」をおすすめしています。
それは試験に出題される「単語・文章・図表」のほとんどがここから出てくるからです。
他社のテキストではその点もカバーできていないことから積極的におすすめはしないのですが、強いて挙げるのであれば「ハウジングエージェンシー社の合格教本」がいいでしょう。文章が読みやすくまとめられているので、独学される方にはおすすめです!
下記に、Amazonの広告リンクですが参考に貼っておきます。
<下記、広告です>
2024年の勉強法について
こちらも先述しましたように、現在のところ(2024年1月上旬)過去問がどのように販売されるかが分かっておりません。
(※2024年春に過去数年の重要問題をまとめた上下巻が今年も発売されました)
なので、早めに勉強を開始されたい方は中古で構いませんので、まずはハウジングエージェンシー社の過去問を入手しましょう。
(購入する年度も2020年以降のものがいいでしょう)
そして、あくまで私なら下記のような行動をします
この辺りは個人の自由ですが、2024年1月時点で学習を開始されたい方は、これまでに発売されている過去問で学習をスタートしてみてください。
2024年発売の過去問は以下です↓↓(Amazonのアフィリエイトリンクになります)
当サロンでもオリジナルの総合問題が揃っています
こちらは宣伝も含まれてしまいますが、当サロンも2月より1次試験対策の受講生を募集開始いたします。
すでに各章ごとに問題集もあり、オンライン講義、総合問題、実力テスト、模擬試験などもあるので、受験生には手厚い内容となっております。
2次試験の方が受講者は多いですが、こちらも毎年多くの合格者が出ております。
募集要項は下記の記事リンクになっております。合格率を上げたい!という方はよければどうぞ↓↓
【募集中】2024年度 「インテリアコーディネーター1次試験対策」講座 こんにちは。当サロン代表の阿部 悟です。 いつも当サロンをご利用頂き誠にありがとうございます。 2024年[…]
1次試験合格に向けた勉強の取り入れ方
1次試験に向けての学習はとても長期に渡ります。そこで、合格される多くの方がお持ちの特徴を踏まえて下記に記します。
・極力、毎日の勉強を習慣づける
・隙間時間も簡易的な勉強ができる環境をつくる
・資格を取りたいという熱量を持ち続ける
私自身が受験した時もそうでしたが、合格される方々は上記の全てを満たしています。こちらを一つずつ解説していきます。
極力、毎日の勉強を習慣づける
こちらはインテリアコーディネーター試験に限らず、受験勉強で一番大事な部分です。
1次試験は9〜10月に行われるので、大半の方は半年以上の勉強期間になるかと思います。最初は「毎日」というのは大変かと思いますが、日常の歯磨きや風呂に入ることのように「習慣」にすることが大切です。
忙しくて時間がなかったとしても、この試験では計画的にしっかり勉強をしないと絶対に合格はできません。
まずはご自身の生活スタイルに照らし合わせて、大まかな日々の学習計画を立てることからスタートしましょう。
隙間時間も簡易的な勉強ができる環境をつくる
忙しい方にはぜひ特に取り入れてほしい勉強法になりますが、それが「隙間時間学習」になります。
こちらは「家事や通勤中、休憩時間などなど…」5〜10分程度でも簡易的な問題を解いたり、聞き流し学習などをしたりできるはずです。
また、学習が進んでからでいいかと思いますが、自分で単語表などに小問題を作成して持ち運ぶのもおすすめです。
資格を取りたいという熱量を持ち続ける
結局のところ、この「熱量を持ち続ける」ということが一番大事かつ難しいことになります。
インテリアコーディネーター受験の勉強は2次まで含めると、約1年間の勉強になり、モチベーションの低下は誰にでも起こり得ます。
その時に、「この資格への熱量をいかに保てるか」が非常に重要で、モチベーションさえ保てれば、上記で述べた2点は誰にも言われなくとも実行できるでしょう。
つまり、この「インテリアコーディネーター資格をどれだけ取得したいか」という想いを持ち続けることが非常にあなた自身のやる気をサポートしてくれるということですね。
決して簡単に取れる資格でもないので、1年間しっかり勉強してでも取ってやる!くらいの気持ちで挑んでいただければと思います。
〜聞き流し学習にお役立てください〜
下記の動画2本は古いものにはなりますが、毎年よく再生されているYouTubeの動画です。
今年も色々と配信して参りますので、よければチャンネル登録もされてみてくださいね。
そのほか、試験の概要に関しては試験の主催団体の「インテリア産業協会のHP」をご覧くださいませ。
まとめ
インテリアコーディネーター1次試験は合格率が約3割とかなり難関な試験となっています。これから受験をされる皆様に関しては、まずは勉強内容よりも「毎日少しずつでも勉強できる環境」を先に整えてください。そして、これから秋頃までの長期学習頑張ってくださいね!
何かお困りの際は当サロンの「お問合せ」よりご連絡をいただければ、私も相談にのることができますのでお気軽にどうぞ。
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