インテリアコーディネーター1次試験「過去問を繰り返し解くときのコツ」を解説

 

インテリアコーディネーター試験は毎年1万人近くの方が受験をされますが、その中でも年齢が30代以降の方が大半を占めています。

 

ということは、学校で勉強を終えてから10年以上経った方が多いわけですね。

 

私自身も30代で独学・受験をしましたので、久しぶりの勉強はどう進めていけばいいんだっけ?と当時あたふたした経験がございます。

 

そんな経緯から、今回は「過去問の使い方」についてを詳しく書いていきたいと思います。

 

ただ惰性で解くよりもきっと成果が出やすいので、よければ参考にしてみてくださいませ。

 

✔︎ 当記事の内容

・過去問は積極的に取りかかりましょう

・過去問を2周、3週と解いていく理由 / 学習方法

・これからは過去問だけでは厳しいかも・・・ということについて

 

過去問は積極的に取りかかりましょう

 

まず、勉強でよくありがちな方法が「テキストをしっかり読み込んで、ある程度理解をしてから問題集に取りかかる」というものがあると思います。

 

この方法を否定するわけではありませんが、この試験の範囲は広すぎるので、個人的には

 

「テキストで読んだ単元は早めに過去問で実践をしていった方がいい」

 

ということです。

 

テキストである程度理解するまで読み込むと、おそらく数ヶ月はかかってしまうと思うので、極力

 

テキストで学んだ単元は問題集で解いていくようにすることが効率UPへとつながると思っています。

 

また、過去問に取りかかる段階で100%理解していなくても問題ありません。テキストで70%程度理解できているなら、早速解いてみましょう!

 

間違えることで得る気づき(間違えたところの見直し)も大きいものですよ

 

家で集中して勉強ができる時間は、このような問題集でしっかりとインプットをしていくのが好ましいです

 

✔︎ 過去問で問題慣れすることが大事

 

結局のところ、毎年同じような問題が出題されるので、「過去問に慣れる」というのはとても大事なのです。

 

これは、IC試験に限らず言えることので、まずは5年分の過去問で出題の傾向を感覚的にも掴みましょう

 

 

過去問を2周、3週と解いていく理由 / 学習方法

 

よくいただく質問で「過去問は何周解いたらいいですか?」というものをいただきます。

 

この回答は非常に悩ましいのですが、間違いなく言えることとしては

 

「ただ惰性で繰り返しても効果は薄い」ということです。

 

大体の方は「何周するか」というところを目的としてしまっていますが、繰り返し解く理由としては

 

「自分の苦手にきちんと気付き、改善すること」にあります。

 

なので、何周か解いているうちに「毎回間違える問題」に必ずぶつかります!こういった点をしっかり学習し、見直すきっかけと捉えるんですね。

 

何回も間違えるところが見つかればラッキー

 

過去問を3周学習したとして、3回とも間違える箇所がきっと出てくるかと思います。

 

あるいは、勘で答えたらたまたま当たっていたなどなど・・・

 

こういった箇所は自分なりに工夫をして、

 

理解度を「◯、×、△」などで表記しておく、付箋を貼っておく、ノートに書き出してまとめてみる・・・などなどの工夫をして改善するチャンスです!

 

ここ数年は本当に受験者のレベル向上?のためか、合否のボーダーラインも上がっている事実があります!

 

しっかりと1点を取りにいくためにも、こういった考え方で勉強を進め、地道にこなした上位3割の方が合格をされます。

 

なので、ただ惰性で繰り返し解くのではなく

 

自分が特に間違える部分、苦手としている箇所を俯瞰的に確認をし、それを改善する意味で何周かとりかかってみてください

 

過去問の答えを大体覚えてしまったら・・・

 

こちらもよくご相談いただく内容なのですが

 

「過去問を繰り返しているうちに、答えも覚えてしまいました」

 

というものです。

 

答えを覚えてしまったのであれば、それはもう今までと同じように「ただ解く」という意味はそれほどなく、決していい勉強法とも言えないでしょう。

 

そんな場合は、予想問題、模擬試験など必ず初見の問題にチャレンジしてみてください。

 

当サロンでも実力問題の販売や8月以降にオンラインで完結型の模擬試験も実施いたしますので、発表をお待ちくださいませ。

 

実力問題(全50問 / 1問につき小問題が4つ入っています)の販売はこちらで行なっております。

 

 

これからは過去問だけでは厳しいかも・・・ということについて

 

よく合格した人の声で

 

「過去問を繰り返し解いていたら合格をしました!」

 

というものを見かけるかと思います。

 

ただ、こういった方も過去問を多く活用していただけであって、おそらく

 

上記でも書いてきた自分の苦手を見つけて、それを効率よく、重点的に克服する作業は行なってきているはずです。

 

端的に書く(言う)と「過去問を繰り返して解いた」だけであって、それを完全に鵜呑みにするのではなく、必ず何かしらの工夫をしながら勉強をしてきた人が大半だと思っています。

 

過去問だけでは厳しいかも・・・?な理由について

 

大半の受験者が過去問を使って学習を進めると思います。しかも直近の過去問5年分ですね。

 

結論から言ってしまうと

 

「その5年分をしっかり極めるだけでは、そこまで他の受験生との差はできないかも」・・・ということです。

 

なので、合否のボーダーラインも上がりつつあるここ1.2年は、より正答率UPを目指さなければならないわけですね。

 

では、どうすればいいかというと

 

さらに過去の問題を解いてみるとか、自分が触れたことのない問題をこなすことが大事になってきます

 

ただし、これは直近の5年分がある程度解けた段階での話ですね。

 

ちなみに、当サロンでは有料会員さんに提供している問題の多くは過去10年以上前まで遡った上で、私がアレンジして出題をしております!

 

そうです、過去に遡っても似たような問題が多いのは事実ですが、直近の5年分だけではカバーできていない範囲がかなりあるんですよね。

(しかも過去の方が問題も難しいです)

 

なので、「テキストに載っている範囲は満遍なく実際の問題で解く→見直しをする」ということがと〜っても大切なのです。

 

古い過去問も中古などで売っていますし、ぜひ上記も参考にしていただければと思います。

 

まとめ

 

おそらく、ここまで読んでいただいた方はとても真面目に、そして本気で合格を目指されているかと思います。

思った以上に1次試験の突破は難しいものです(100人中30人程度)。なので、ぜひ勉強のスタイルや本質を理解して取り組んでいただけると幸いです。

順調に学習が進み、合格できることを願っております♪

 

当サロンでは現在、学習に困っている方のご相談をメールにてお受けしております。些細なことでも構いません。私にご相談をしてみたい方は下記のフォームよりお気軽にどうぞ

 

     

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