【IC 1次試験】過去問の問題と答えを覚えてしまった時の勉強法

 

今回は私の元に毎年寄せられる「過去問の問題と答えを覚えてしまった…」という件について、対処法やその後の勉強法などについてを解説していきます。

 

今回の内容はYouTubeで動画解説もしていますので、「動画の方が理解しやすい!」という方はこちらをご視聴ください

 

✔︎ 当記事の内容

・「過去問の問題と答えを覚えてしまった…」とは、一体どういうこと?

・答えを覚えてしまった過去問の使い方 / 勉強の方法について解説

 

「過去問の問題と答えを覚えてしまった…」とは、一体どういうこと?

 

インテリアコーディネーター1次試験の勉強をしていると、ほとんどの方がいつかはぶち当たる壁があります。

 

それは

 

過去問を繰り返し勉強したことで、そもそも「問題もそれに対する答えも覚えてしまった」ということ

 

つまり、勉強をそこそこしていないと到達しないところなので、この悩みを抱えている方は平均的かそれ以上に勉強をされていると思います。

 

ちなみに、インテリアコーディネーターサロンの1次試験対策の募集ページにもこの件は触れているんですよね。

 

それが下記の通り↓↓

 

私自身も受験当時は同じことを思いながら勉強をしていました。

 

なので、このインテリアコーディネーターサロンというオンラインスクールを立ち上げ、受講生のサポートをしていこうと思ったんですね。

 

ちなみに補足で書いておきますが、当時私が感じた不安は下記の通りでした。

私は予想問題と過去問を何周もこなしていましたが、そのうちに「答えを覚えてしまう」ようになり、他の応用問題などもやらなくて大丈夫なのか・・・?と思ったり、自分のレベルで1次通過の上位3割に入れるのか・・・?といった不安が付きまとうようになりました・・・。

 

次の章では独学者に向けて、この解決策を解説していきます。

 

答えを覚えてしまった過去問の使い方 / 勉強の方法について解説

 

それでは、覚えてしまった過去問を再び解くことに価値はあるのか?と言うことですが、下記のことを実践していなければ十分に価値があるといえます。

 

「各問題の語群の中で正解となる1つ以外(要するに不正解の2つ)の意味も理解できているのか」ということ。

 

要するに例題を出してみると下記の通りです。

 

例題)

問題:明治時代に来日し、旧岩崎邸など多くの西洋館を設計したイギリスの建築家の名前を選びなさい。

 

ア. ジョサイア・コンドル イ. フランク・ロイド・ライト ウ. ル・コルビュジエ

 

正解は「ア」のジョサイア・コンドルですよね。

 

そして、この時点で「イ. フランク・ロイド・ライト」「ウ. ル・コルビュジエ」という人物名は覚えてて当たり前として、「設計した代表建築物」まで答えられますか?ということです。

 

全ての問題でここまで行う必要はありませんが、語群の不正解になるワードの意味も知っておくと試験では強くなります。

 

せっかくですので、もう一問お試しでやってみましょう。

 

例題2)

問題:いすの機能の呼称で「連結機能」を表す言葉を選びなさい。

 

ア. フォールディング イ. ギャンギング ウ. ノックダウン

 

正解は「イ」のギャンギングになりますが、ついでに「フォールディング」と「ノックダウン」の意味を答えることができますか??

 

このように、過去問はただ問題を解くだけでなく「その他のワードもしっかり理解をしていく」ことが重要です。それによって1問解くだけで「3つのワード(語群ア、イ、ウ)」を学ぶことが可能になります。

 

ぜひ、上記のことを意識して勉強を進めてみてくださいね。

 

ちなみに、インテリアコーディネーターサロンの1次試験対策では、上記のような部分もお伝えをしていますし、お配りしている問題集の一部は「選択式」、そして「記述式」にもしています。それは、最低限の基礎ワードは「選択式」でなくとも答えられるようになってほしいからですね。

 

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やってしまいがちな「よくない例」について・・・

 

さらに、よくやってしまいがちな「よくない例」についても解説をしておきます。

 

それは、「ただ惰性で何周も繰り返すという行為」です。

 

大事なのは、過去問を何周か解くにせよ「きちんとした意図をもっているか」ということです。

例えば、毎回正解するような問題を何回やっても仕方ありませんよね。それであれば、「前回間違えた部分に焦点を当ててもう一周行ってみようかな。」などの繰り返す意味をしっかりともった上で取り掛かるのがベターです。(この意図の部分は個々で変わってきます)

 

ネット上でよく「過去問を何回も繰り返したら合格できました。」みたいな合格者の声を見ることもあると思いますが、

 

そういう方々の多くは無意識のうちに意図的な学習をされているか、猛烈にがむしゃらにでも頑張れる根性の持ち主のどちらかが多いでしょう。

 

いわゆる勉強が得意な方は、無意識の内にそういう学習をされていると思います。

 

なので、上記のことを意識して過去問の繰り返し勉強をしていただき、試験前には最後の確認で通しで解いてみるようにされてください。

 

過去問をもう一冊用意するのもおすすめです

 

絶対に合格してやるんだ!という強い意志と学習意欲のある方であれば、「過去問を年度違いでもう一冊用意する」のもおすすめです!

 

一般的な過去問の場合、大体5〜6年分の掲載だと思うので、お手持ちの問題と被らないのを買うといいですね。

 

おそらく中古市場では安く買えると思うので、本気で勉強されるのであればおすすめな方法ですし、今の私が受験するのであればこの方法を使うと思います。

 

他の受験生より頭一つ抜けたいのであれば、大半の方がしている以上のことをしておくべきです。上記のように過去問をもう一冊用意し、10年分の問題を解く方は少数派ですから、余裕があればぜひチャレンジし、さらに力をつけて合格率を上げましょう。

 

 

まとめ

過去問を何周も繰り返すのは悪いことではありませんが、きちんと「目的をもって」行わないことには成果が半分以下にもなってしまうので、ただ繰り返すのではなく毎回「意図」をもって解いていくようにしましょう。

インテリアコーディネーターサロンでも7,8月あたりからオンラインで完結する「1次 模擬試験」を実施するので、ぜひ力試しに受けられてみてください。

必ず試験で数点はUPできる内容になっています。

 

それでは、引き続き試験まで頑張っていきましょう。

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