今回の記事では、すでに動画でも解説をしていますが、インテリアコーディネーターハンドブックの上巻の中から
押さえておくべきポイントを解説してみたいと思います。
それこそ、まだお手元に「インテリアコーディネーターハンドブック(上下巻)」をお持ちでいない方は、購入されることをお勧め致します。
試験の出題は9割以上もそこから出るのだから…
✔︎ 当記事の内容
・第1章と2章の範囲について
・1章と2章の問題は1点も落とさないようにすべき理由
・特に覚えておきたいワードについて
第1章と2章の範囲について
上下巻を併せると、そこそこなボリュームのインテリアコーディネーターハンドブックですが、実は「第1章」と「第2章」は範囲がとても狭く、覚えることは少ないのが特徴です。
基本的には、第二次大戦後の日本の建築に関してのことであったり、コーディネーターの業務、社会的な役割、顧客とのコミュニケーションなどが主な内容となります。
おそらく、「インテリアコーディネーターという華やかな世界に飛び込むために勉強頑張るぞ!」
と思った方が、テキストを開いても「なんじゃこりゃ・・・」というような内容だと思います。
そう、内容としてはとても地味なのですが、インテリアコーディネータの仕事の流れは覚えておく必要がありますよね。
✔︎ハンドブックは専門用語も多い
まず、私がサブの教材も合わせて持っておきましょう。と言っているのには訳があります。
このインテリアコーディネーターハンドブックは「専門用語」が多い割に、その解説が書いていなかったり、重要ワードが太線になっていなかったりと、結構使いにくい教材なのです。
なので、サブの教本は必須と思いますし
そもそも、「わからないことはネットで調べる」。
これがこの勉強の「基本」となります。
調べられない性格の方は、きっとコーディネーターになっても、重要な局面でどこが妥協や甘えが出てしまうかもしれませんよね。
なので、今やどこでも4Gや5Gを駆使してネットに接続できるのですから、わからないことはネットで調べるというのが、最も基本的な行動になります。
✔︎関連書籍
1章と2章の問題は1点も落とさないようにすべき理由
第1章と第2章は、上でも述べたようにとても範囲が狭いので、出題数も少なめな印象です。
そして、割と毎年似たような出題しかされないように思います。
言い換えれば、ハンドブックさえしっかり読んでおけば、この範囲での満点は十分に狙えるので、ここで点を稼げないと合否発表の時に1点に泣く結果もあり得るでしょう。
✔︎ 毎年の合格ボーダーライン
今から結果の話をするのもどうかと思いますが、毎年、100点満点中、72〜73点あたりが「合格・不合格のボーダーライン」になります。
なので、72点で「不合格」になってしまった方は、この第1章で1問でも多く正解していれば合格が出来たかもしれません。
それほどまでに、最終的に1点が合否を左右するようになってきます。
むしろ、この1点にドキドキさせられたくない方は8割の正答率を目指して、75点以上取ることを目標にしてください。
75点を取っておけば安全圏です!
✔︎ 第3章以降は覚えることがたくさん
第3章以降は覚えることも山のように増え、誰もがミスをして当たり前の分野になってきます。
このことからも、1章と2章は1点も落として欲しくないのです。
そのためにはハンドブックをしっかり読み込み、ひっかけ問題などにも騙されずに回答できる、あなた自身の冷静な判断力を必要とします。
試験では緊張もしますが、他人との勝負とは思わずに、焦らず、時間を目一杯使って8割取ることだけを考えましょう。
特に覚えておきたいワードについて
特に覚えておきたいワードは動画でも解説をしていますが、以下に軽くまとめてみます。
・工業化住宅
・スケルトンインフィル
・食寝分離「西山夘三」
・公室と私室の分離
・インテリア産業協会(1983年)
・キッチン設備の大きな役割
・1964年にユニットバスが完成(ホテル ニューオータニ)
・「可変性」について
・サスティナブル
・住宅ストック活用(リフォームやリノベーション)
・コーディネーターの仕事フロー
・顧客とのコミュニケーション(ホスピタリティ、ノンバーバルコミュニケーション)
・ディベロッパー
・ゼネコン
などなど・・・
上記は一部なのですが、これだけの知識でも、この章においては半分以上は正解をとれるんじゃないかと思います。
あとは、皆さんがしっかり読みこんで過去問にチャレンジをしてみて頂けたらと思います。
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まとめ
今回は第1章と第2章に関してを文章で解説してきました。動画の講義の方が、より具体的になっておりますので、よければ隙間時間などに動画もご活用くださいませ。