インテリアコーディネーター 【二次試験で必要な製図道具】のまとめ

 

毎年、12月の第1週目の日曜日に行われる「インテリアコーディネーター2次試験」。

 

今回は実際に試験勉強をし、合格した私がおすすめの製図道具をご紹介いたします。

 

インテリア産業協会が持ち込みを認めているものと照らし合わせながらわかり易く表記しています。

 

 

IC2次試験で必要な製図道具をまとめました

 

まずはインテリア産業協会が許可している二次試験の持ち物をみてみましょう。

以下になります。

 

【インテリア産業協会から認められた持ち込み可能アイテム】


■鉛筆またはシャープペンシル(硬度は問わないが万年筆やボールペンは不可)

■色鉛筆(18色以内、色は自由。ただし木や紙に芯を通したもの。一般的な色鉛筆ということですね。)

■筆箱(なるべく布製のもの)

■プラスチック製の消しゴム

■字消し板

■直定規(30cm以内)

■三角スケール

■三角定規

■勾配定規

■ヘキサスケール(直定規と三角スケールの機能のみを持つもの)

■型板(テンプレート)の円定規だけのもの(一部に角度表示のあるものでも可)

■コンパス

■製図用ブラシ

■ミニ鉛筆削り


 

以上になりますが、凄い数がありますよね・・・。

ただし、これは全て持ち込むのではなく、「持ち込み可能道具」となっています。

 

よって、全部持ち込む必要はありません。

 

そして、独学、習う講師によっても書き方のスタイルが異なるので一概に「これを使ってこういう書き方をしなさい」とは説明できないのですが、今回はあくまで私が実際に使ったもので解説していきます。

 

まずは無くてもOKな物を挙げます

 

ほとんどの道具が必要なので、ここではあえて「無くてもいいんじゃないか」と思うものをあげます。

 

・勾配定規

設計製図に使われる定規で角度や斜辺の長さなど、建築や屋外などの設計の際、必要な数値を求めるのに使われる道具。

・コンパス

ドアの軌跡や丸テーブルを書いたりする際に使えますが、円定規を使えば問題ありません。

 

それでは、不必要なものを2点挙げた上で、以下が必要な道具リストとなります。

 

IC2次試験 必要な製図道具まとめ

 

 

製図アイテムで有名なブランドといえばウチダステッドラー が特に有名どころです。
もちろん、他の大手メーカーからも発売されているので、色々と使い試してみるのもいいでしょう。

 

■シャープペン

HBで太さ0.5のものをおすすめします。ちなみに、線が細いと減点の対象となるので、私は0.7も持っていました。特に図面の縁(外枠)は太線で書くので、線の細い人は0.7で書いた方が見栄えはUPするかもしれません。よく「最初から最後まで同じ太さのシャーペンで」と言いますが、初心者が綺麗に書き上げるには道具に助けてもらったほうが楽です。

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ナイトブルーシリーズは堅牢感もあっておすすめですが、予算を下げたい方は通常盤でも大丈夫です。

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■色鉛筆(18色以内)

色鉛筆の選択はとても重要です。間違えても100均とかの安物はダメですよ!価格帯で言うならば、最低でも24色 2000円以上のものがおすすめ。見栄えにとっても差が出てきます。

正直、18色無くても全然問題ないのですが、家具や床、壁を塗るための茶系はバリエーション多目に用意しましょう。

細かい部分を言うと、「うすだいだい」は壁の色を塗るのに、「黄土色」はオーク系の床の色を塗るのに重宝します。

あまり高価なものはおすすめしたくはないのですが・・・このカリスマカラーシリーズはおすすめ。

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低価格帯の最低ラインの色鉛筆(僕も所有しています)

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■プラスチック製の消しゴム

なんでもOKですが、定番の四角形のものとホルダータイプを併用するのがおすすめです。

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■字消し板

ウチダのステンレス字消し板は使い勝手が良かったです。他にもステッドラーやシンワ測定などもあります。正直、どれでも大差はありません。

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■直定規

短いものは方眼が付いているタイプであれば、お手持ちのものでいいと思いますが、長さは個人的に20cm前後が使いやすかったです。

なぜか送料は別途かかるのですが、個人的におすすめな20cm直定規です!

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■三角スケール

1/50がついている「建築士用」であれば、正直、どれでもOKです。
ステッドラーのアルミシリーズとウチダのものをリンクしておきます。

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■三角定規

これも自分の手にしっくりくるものでOKです。人によっては不必要なアイテムですね。私は最初の頃、平行線や水平などを確認するのにちょくちょく使っていました。(今でも結構好き)18cmあたりが使いやすいです。

 

■ヘキサスケール

実は私は使用しなかったのですが、後々調べたら結構便利そうですよね。ただ、大きさが手に馴染まなそうで敬遠してしまいがちなアイテムでした。使いこなせたら時短できるアイテムですね。

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■型板(円定規)

こちらも何でもいいのですが、試験で使うサイズの円は全てカバーできるので以下の商品で大丈夫ですよ。

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シンワ測定(Shinwa Sokutei)
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■製図用ブラシ

こちらは大きいものを買うと、かなり場所をとります。試験会場のデスクは広くないこともあるので、小型のものがおすすめです。とりあえず穿ければOKです。

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■ミニ鉛筆削り

大体の方は鉛筆では無くシャーペンでしょうから、今回は「色鉛筆用の鉛筆削り」の紹介です。
(色鉛筆は普通の鉛筆より芯が折れやすいので、鈍角に削ります。その為、専用のもので削った方が◎)

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製図の練習教材

 

最新版【2023年版】を購入しましょう。

結論、この2冊を繰り返し解けば問題ないです!

まずは勉強の基本となる過去問です

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過去問をある程度解き終えたら予想問題がおすすめです(難問題がバランスよく掲載されています)

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さて、ここまでご覧いただきありがとうございました。

読むだけでもかなり疲れたと思います!

 

とりあえず、一次試験に手応えを感じ始めたら二次試験の道具の発注だけでも先に済ませておくことをおすすめします。

 

人気商品などは結構売り切れになるので本当に注意です。(特に色鉛筆の20色前後のものと過去問

 

まとめ

 

 

私の失敗談を最後に少し載せておくと、それは「色鉛筆」です。

 

はじめ、とりあえず100均で12色セットのものを購入。「なんじゃこりゃ」という位に色のりが悪く、もう子供の遊び用ですね・・・。

そのあと1000円代のものを購入し満足していましたが、さらにカリスマカラー(旧タイプのもの)を購入して、色のりと色艶に驚きました。

皆さんは無駄な出費にならないよう、あまり道具にはケチらずに投資された方がいいかと思います。ぜひ参考にしてみてください。

 

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