【初心者も経験者も】2024年 「2次試験合格」を勝ち取るための完全対策ガイド!

こんにちは。Paulです。

 

今回はインテリアコーディネーター2次試験に合格するための初期学習について書いていきます。

 

1次試験の勉強だけでもハードなので、心身疲れ切っているかとは思いますが、ここが最後の試練です!!

ここさえクリアできればインテリアコーディネーター確定!なので、一緒に頑張っていきましょう。

 

今回は合格へのポイントを3ステップで書いていきますので、よければ最後までご覧ください。

 

✔︎ 当記事の内容

・まずはじめに

・2次試験に合格するためのステップ1

・2次試験に合格するためのステップ2

・2次試験に合格するためのステップ3

 

まずはじめに

 

インテリアコーディネーターを目指す皆さんにとって、2次試験はまさに夢への最後の関門です。

 

2次試験の内容を見ると、決して容易な道のりではないことを実感されるかもしれません。

 

実際、多くの独学の受験者が「2次試験では何から始めればいいのかわからない…」と悩んでいるという声を耳にします。

 

しかし、大丈夫です! 正しい対策をしっかりと行えば、合格率は6割弱!2次試験突破は決して不可能ではありませんよ。

 

当記事では、この4年で100人以上の指導経験から培ったノウハウをもとに、合格を勝ち取るための効果的な戦略をお伝えしていきます。

 

Paul
私自身も独学で一浪した身なので、皆さんの気持ちはよく理解できます。

 

 

2次試験に合格するためのステップ1

 

まずは、試験の主催団体は「汚い・見にくい・読みにくい」=雑なものを嫌う傾向があります

 

なので、減点になるであろうポイントも以下の通り。

 

・そもそも図面の仕上がりが汚い

・線が極端に曲がっていたりする

・字が汚くて読めない

・シャープペンの線(実線)が薄すぎる/濃すぎる

・数値の書き入れ方が適切でない

・消しゴムで消した回数が多くて汚れている

などなど・・・

 

皆さんからすると「2次試験」なのですが、この課題は「プレゼンテーション」とも言われ顧客にプレゼンをするための「資料作り」なのです。

 

つまり、実際に皆さんが書いた提案図を採点員の方が顧客という立場から見ていると思ってください!

 

私自身、受験した際もこの部分が抜け落ちていましたが、今では毎年スクールの受講生に投げかけている言葉です。

 

2次試験は「実際に顧客に提案するつもりで描き上げてください」。と。

 

そうすることで、顧客に雑な図面を提案するわけにはいかなくなりますよね??

 

まずは、上記の大きなポイントを頭に入れて勉強を進めてみてください。

 

 

2次試験に合格するためのステップ2

 

2次試験に合格するためのステップ2は「基礎」です。

 

初めて図面を描き始める大半の方はこの「基礎」を知らないで2次試験に挑む形になります!!

 

当時の私も同様で、結局のところ基礎はもちろん、疑問や不安を大きく抱えたまま受験をし、なんとか合格しました。

 

それでは、まずは平面図の根本的な部分を確認してみましょう。

 

平面図とは「床から1500mm程度の高さを水平切断し、真下を見下ろしたときに見える景色」を表現したものです。

 

まずはこの常識をおさえた上で書き進めます。

 

次にお手持ちの過去問などの解答例を見てみましょう。

 

そうすると、おそらく色んな線に気づきますよね?

・「普通の線(実線)」
・「太線で表されているもの」
・「破線」
・「点線」
・「長短が入り混じった線」などなど・・・。まずはこれらの意味を知るところから始まります。そして、意味を知った上で自分で線を描き分けていく必要があります。

 

そう。たとえば、机の下にあるキャビネットなどは机の甲板に隠れて、実際には上から見えないですよね??

 

こういったものは「破線」で表してあったり、ウインドウトリートメントは「一点鎖線」という長短の入り混じった線などで表現をしたりします。

 

まずは2次試験に入る上で必要なものは「線の基礎/使い分け」なんですね。

 

それでは、過去問を開いて、さっそく線の練習に入ってみましょう!

 

線の練習は15分で身につけましょう

 

まずは線の練習ですが、15分で終了できます

なので、集中して手短に覚えていきましょう。

下記の動画で大事な部分を解説しているので、まずは動画を観て15分だけ練習を積んでみてください↓↓

 

直定規だけで描けるようになると10分以上時短ができます!!

 

線を理解できたら次は最も重要な「時短」についてです。

 

当時の私も含め、大半の受験生は三角スケールを使うと思います。

 

ただし、実際のところ三角スケールは「測って点を取るだけのもの」。実際線を引くのは直定規に持ち替えて行うのが普通なんですね。つまり、その分時間がかかるということです。

 

裏技的に、三角スケールで測ってそのまま線を引いてもいいのですが、そうすると線がずれることもあるので注意が必要です。

 

そこで、Paul式は直定規のみで描けることを目指します

 

この試験では1/50の平面図なので、割と慣れたら簡単に実践できます。下記の例をご覧ください。

 

<直定規の活用方法>

・900mmの幅を描くとき=定規の1.8cm

・2000mmの幅を描くとき=定規の4cm

・300mmの幅を描くとき=定規の0.6cm(6mm)

 

あれ?左と右を見比べると「左の数値に×2をしたような数値」が現れますよね。

mm、cmでややこしいと思いますが「法則性」は理解できるかと思います。

ここまで理解できれば、あとは「慣れ」の問題です。実践的に使っていけば1日で慣れると思うので、少しでも時短をしたい方はこの「直定規」で描いていく方法をぜひ使ってみてください。

※この内容は上記の動画の中にも含まれています

 

 

2次試験に合格するためのステップ3

 

ここまで来れば、あとは実践あるのみです!!

 

もちろん、ここで使うのは「過去問」になります。

おすすめは、ハウジングエージェンシー社の過去問です。解答例がシンプルでわかりやすいです。

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さて、まず過去問を用意して始めるのは「平面図を真似して描いてみること」になります。

 

そして、ここで意識したいことは下記の通りです。

 

・家具などの表現方法

・建具の描き方

・動線の確認

・線の種類の確認

・樹種と着彩の選色について

 

建具はしっかり描けるようになりましょう

 

特に受講生の「描き方であやふやなもの」の一つに「建具」があります。

 

みなさん、「開き戸や引き違い戸」は描けますか??また、クローゼットの引き違いなども描けていますか??この辺りはすでにお手持ちの「過去問の解答例」に描き方の答えがあります。こういう部分はおろそかにせず、しっかり練習をしておきましょう。

 

近年、建具を描かせる課題が増えてきていますから、ここは確実に減点を防ぎましょう!

 

こういった一つ一つの細かな部分で他人と差をつけられます。

 

※当サロンの有料メンバーページでは描き方なども図示しております

 

 

というわけで、まずは「平面図のみに照準を絞って」練習をしていきましょう。

 

当サロンでも下記の動画で過去問37回の平面図を解説していますので、ぜひご覧ください↓↓

 

※ここ1,2年くらいは床面の全面図示を推奨するようになりました。動画内では一部省略をしていますが、なるべくなら全面フローリング線を入れるようにしてください

 

2024年NEW 「第40回の平面図」の描き方動画もUPしました

第40回の平面図動画こちらよりご覧ください。

※動画は2回に分かれています。(Vol.2は9月中旬頃にアップロード予定)

 

平面図が描けたらあとは着彩です。

 

着彩で気をつけたいこと

 

着彩で気をつけたいことは、何といっても「濃く塗り過ぎてしまう」こと。

ステップ1でも解説しましたが、この着彩が雑になると図面全体のクオリティが一気に落ちます!!

そこで下記のポイントには注意してください。

 

<着彩時の注意ポイント>

 

・濃く塗り過ぎて「文字・数値」が読めない

・濃い色を強めに塗らない

・樹種と選色が合っていない

・部屋の雰囲気が依頼者の要望と合っていない

 

試験ではよく「フローリングはオーク材」「家具はチーク材」「全体的に明るめな」などなど・・・条件が出てきます

 

この辺りを見逃してしまうと、一気に依頼主の要望とは反対の方向へいってしまい、すなわち減点になる可能性が高まるのでご注意ください。

 

不合格になりやすい原因

 

図面のクオリティも当然関係してきますが、問題文の読み落としによる不合格は毎年後を絶ちません。

 

つまり、どれだけ上手に図面が描けても不合格になる可能性というのは隣り合わせということですね。

 

なので、少し描くのが慣れてきた頃に思い出していただきたいのですが、本試験では下記対策は必ず行ってください。

 

<大減点を防ぐための予防法>

 

・本番では問題文の大事な箇所には色鉛筆でマーキングやチェックをする

・本番の試験開始とともに自分がよく練習で間違えていた部分・書き忘れていた部分を問題用紙に書き、本番でミスを防ぐ

 

上記のように、必ず減点にならない工夫を個々で考え、実践するようにしてください。

 

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昨年は過去最高の「37名」が合格を果たしインテリアコーディネーターとして羽ばたいていきました。

 

嬉しいお言葉もたくさんいただいていますので、過去の受験生たちの声をよければこちらよりご覧くださいませ。

 

お申し込みの前に質問やお問合せをされたい方はこちらよりお気軽にご連絡ください。

 

まとめ

このインテリアコーディネーター2次試験というのは、決して「点を取りに行くスタイルではなく、いかに減点しないか=リスクを減らせるか」が勝負の試験です。

1次試験とは考え方がまるで違うのです。なので、決してうまくなくとも依頼主の要望により良い形で応えることができればきっと合格できます!!

当サロンの受験生たちは、それこそ色んな方がいらっしゃいますが、それでも多くの方がICとして羽ばたかれていきます。

短い期間の中で猛勉強はきついですが、ここが最後と思って頑張ってください!!

 

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