2次試験に合格する人の共通点:「練習量」と「疑問解決力」が成功の鍵

こんにちは。

インテリアコーディネーターサロンのPaulです!

執筆時現在(2025年6月末)、インテリアコーディネーター2次試験まで半年を切りました

 

5年ほどインテリアコーディネーター試験対策に携わってきた経験から、2次試験に合格する人には明確な共通点があることがわかっています。

 

それは「圧倒的な練習量」と「疑問を放置しない姿勢」です。

 

逆に言えば、どれだけ1次試験で高得点を取った方でも、この2つの要素が欠けていると2次試験で苦戦することになります。

 

今回は、なぜこの2つの要素が重要なのか、そして合格に必要な取り組み方について詳しく解説していきます。

 

✔︎ 今回の記事の内容

・技術の習得が合格への最初の『必須条件』です

・技術習得には「圧倒的な練習量」が必須です

・『分からない』をそのまま放置しない人が合格します

 

技術の習得が合格への最初の『必須条件』です

 

2次試験に合格するためには、まず何よりも「技術の習得」が大前提となります。

 

2次試験では、与えられた課題に沿って図面を描く製図問題と、論文(記述式)問題の2種類が出題されます。

 

✔︎ 2次試験の合格Point

1次試験で覚えた知識とは違い、2次試験では「知っている」では合格できません。「できる」ことが問われるのです。

 

特に、この試験の受験生は製図をしたことがない方が大半です。

 

初めて持つ製図用具の使い方や、家具レイアウト、動線の表現など、何もかもが新しいことばかり。

また、「論文」もただ知識を羅列すれば良いのではなく、「論理の筋道」を持って説明する文章力が求められます。

どちらも「慣れていないこと」に取り組む必要があり、感覚で乗り切れるものではありません。

 

そのためにも、まずは基礎技術の習得に集中し、確実な土台を築くことが合格への第一歩となります。

 

ここを”なんとなく”で済ませてしまうと、どんなに頭の中に知識が詰まっていても、試験本番では緊張と時間制限に追われて思うように実力が発揮できません。

 

「初めての作業」を「当たり前の作業」にまで落とし込む・・・それだけの技術の壁が、2次試験にはあるのです。

 

技術習得には「圧倒的な練習量」が必須です

 

この「技術の壁」を越えるために、必要なのは「道具」や「知識」ではありません。

 

何よりも重要なのは“実際に手を動かす”練習量なのです。

 

これはスポーツで例えると分かりやすいでしょう。

 

野球に例えてみます

野球を始めたばかりの子が、どれだけ高価なグローブや新品のボールを持っていたとしても、いきなり試合に出られるわけがありませんよね。

どんなプロ野球選手も、小さな頃から「キャッチボールに失敗し、バットを振り続け、試合でミスをして、それでも練習を重ね」て成長しているはずです。

 

インテリアコーディネーターの2次試験も、全く同じです!

どんなに高額な講座に申し込んだとしても、書店で人気の参考書を集めたとしても、「手を動かした時間」が足りなければ合格は難しいでしょう。

 

なので・・・

道具を揃えただけでは、実力はつきません。
自分で練習の“時間”を積み上げた人が、着実に合格へと近づく。という試験です!

 

合格していくほとんどの人たちは「なるべく毎日少しずつでも手を動かし、過去問や製図課題に取り組む」ことを繰り返し、その中で「自分なりの書きやすい方法」や「スムーズに描くテクニック」など、地道な努力を積み上げています。

 

練習とは、地味でしんどいものです。

 

最初は上手く描けず、思ったように線が引けず、イライラすることもあるでしょう。

それでも「まずは10枚描いてみる!」と決意し、なるべく毎日コツコツ向き合える人が、最後には大きな成長を果たします。

まずは「3日で1枚の完成目標、1ヶ月続けば、あなたはもう“未経験者”ではなくなります」――ぜひこのマインドを持って、反復練習を続けてみてください。

 

※試験2ヶ月前くらいからは「毎日練習が好ましい」ですが、9月くらいまでは週に3日ほどでも構いません!焦らず継続できるように意識をしましょう。

 

✔︎ インテリアコーディネーターサロンの動画の紹介です

まずは、こちらの動画で第40回の平面図を描いてみましょう!

 

『分からない』をそのまま放置しない人が合格します

 

もう一つ、二次試験の合否を大きく分けるポイントがあります。それは「わからないことを絶対に放置しない」姿勢です。

 

2次試験は減点方式で点数が決まります。

 

大きなミスがあれば、それだけで一気に合格ラインから遠ざかります。

 

たった一箇所の勘違いや、製図のルール違反が合否を左右する場合もあるのが、この試験のシビアなところです。

 

にもかかわらず、「なんとなくここはこう描けばいいかな…」「このルールはよく分からないけど、とりあえず埋めておけばOKかな…」と、疑問点や自分の“苦手”をそのままにして進めていく方が本当に多いのが実情です。しかし、実力を伸ばす人・合格する人は、ここが決定的に違います

 

それは・・・

 

「分からない」をそのまま放置しない / 小さな疑問を、その場で必ず解決する習慣がある。

 

この習慣が、積み重なれば積み重なるほど、結果として“減点されるポイント”がどんどん減り、合格率が劇的に高まるのです。

 

2ヶ月程度という限られた学習期間の中で、全てを独学で解決するのは至難の業だと思います。そこで、有効なのが「スクールの活用」です!

疑問点を質問できたり、添削で自分の悪い癖に気付けたり、などなど・・・「ミスを未然に防ぐ“視点”」が身につけられます

 

つまり、「分からない」をすぐ解決できる環境に身を置くことが、2次試験突破のための最短ルートなのです。

 

まとめ

ここまでお話ししたように、2次試験で合格を掴み取る人は 「練習量の多さ」と「分からないを放置しない姿勢」。この2点が圧倒的に違います

逆に言えば、この2つを意識して毎日“積み重ね”ていけば、今「実力が全然足りない」と思っている人でも十分に合格は可能です。

大事なのは、「やるべきこと」「やった方がよいこと」が明確に分かった今、あなたが実際に動き出せるかどうかです。

 

もちろん、独学でも根気強く進めれば突破できる方もいます。ただし・・・

「図面の細かなルールがいまいち分からない」
「練習を続ける自信がない」
「スケジュール管理も自己流でなかなか…」

 

こんなお悩みがある方は、どうぞ当サロンの有料カリキュラムを併用することも検討してみてくださいね。

 

✔︎ インテリアコーディネーターサロンの2次試験対策講座について

〜添削指導であなたの弱点を一緒に洗い出し・改善していきます〜

・“即質問”が可能なサポート体制
・48時間以内の添削返却
・全コース 試験前の実力テスト付き

など、合格までの「最短距離」を全力でサポートします。

“やる気”を「結果」に変えたい方は、ぜひ一度お問合せくださいませ。

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